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北九州発の終活情報誌
「もしもの広場」

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葬儀社に電話したつもりが…

 ある日の夜中にお葬式の依頼の電話が入ってきたのですが、どうも電話先の依頼者の様子が変なのです。
初めて受けた電話なのに「さっき、折り返し電話をしてくれと言ったのに、いつまでたっても電話がない。とにかく○○病院まで迎えに来て」と言うなりすぐに電話を切られてしまいました。狐につままれたようなお話しです。

とにかく、お迎えの手配などを進めていると「葬儀本」というインターネットを使った葬儀社紹介業者から電話がありました。「お客様に御社を紹介しました」と言うのです。 このお客様というのが先程の電話の方。 これで状況が少しずつわかってきました。

さらに、お迎えの車が当社に到着し、喪主様とお話しを進める中で、この件の全容を把握することができました。
喪主様は以前から当社での葬儀を希望していたものの、当社の電話番号をご存じなかったようです。そこで、インターネットを使って当社を検索し、そこに表示された番号が当社のものだと思い込み葬儀依頼の電話をかけました。
ところがその電話の繋がった先は遠方であったらしく、公衆電話で百円玉を使ってもすぐに切れてしまいます。さらに電話先での対応は、要領を得ないし、事務的だし、折り返しの電話を待っていてもかかってこないし、本当に立腹していたとのことです。

要するに喪主様は当社に電話をしたつもりだったのが、最初は大阪の葬儀社紹介業者に電話がつながっていたのです。
もちろん当社はそうした紹介業者に登録したことも無ければ、葬儀依頼の取り次ぎを委託したこともありません。勝手に自分のホームページに当社のことを掲載していたのです。
そうしたことを説明する中で喪主様の怒りは除々に静まっていきました。実は、このような葬儀社紹介サイトが増えてきています。
最近では大手流通業者のイオンまで参入してきました。
こうした業者はお客様を紹介するだけで高い手数料を取ろうとしているのです。

今回の場合、「葬儀本」からは二割の手数料を請求されましたが、喪主様の意向や当社の承諾無しに会社情報が掲載されたことなどの問題点を指摘し、丁重にお断りしました。
また、今後当社の情報は一切掲載させないという当社の意向も伝えました。少し考えれば分かることですが、この紹介手数料は葬儀費用に必ず跳ね返ってくるものです。
適正な価格設定をしている葬儀社ならば、余分に支払う紹介手数料分をどこからか捻出しなければなりません。その方法は、手数料分を費用に追加するか葬儀内容の質を落とすことになるでしょう。
あるいは、最初から葬儀費用を高く設定し手数料を支払っても十分な利益を見込んでいくかです。いずれにしてもお客様の経済的負担が大きくなるだけの話です。また、紹介業者は葬儀の専門家ではありません。
だから葬儀に本当に必要なことも知らず、具体的には何もできないのです。皆様の中には便利さにつられてこうした業者のサイトを鵜呑みにされる方もいらっしゃるかもしれませんが、是非慎重に考えていただきたいものです。
何よりも今回の一件で、お身内を亡くしてつらく悲しい状況の中、結果的にご遺族を振り回すようになってしまったことが悔やまれてなりません。

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「高額療養費に」について

重い病気などで病院等に長期入院したり、治療が長引く場合には、医療費の自己負担額が高額となります。
その為、家計の負担を軽減できるように、一定の金額(自己負担限度額)を越えた部分が払い戻される高額療養費制度があります。
ただし、保険外併用療養費の差額分や入院時食事療養費、入院時生活療養費の自己負担額は対象になりません。

被保険者、被扶養者ともに1人1ヶ月の自己負担限度額は所得に応じて、次の計算式により算出されます。
また、高額療養費の自己負担限度額に達しない場合であっても、同一月に同一世帯で21,000円以上越えるものが2件以上生じたときは、これらを合算して自己負担限度額を超えた金額が支給されます。 同一人が同一月に2つ以上の医療機関にかかり、それぞれ21,000円以上になった場合も同様です。
(70?74歳の方がいる世帯では算定方法が異なります。)
なお、同一世帯で一年間(直近12ヶ月)に3回以上高額療養費の支給を受けている場合は、4回目からは自己負担限度額が変わります。(多数該当)

●70歳未満の方 医療費の自己負担限度額(1ヶ月あたり)

 外来・入院
 上位所得者
(標準報酬月額53万以上)
 150,000円+(総医療費?500,000円)×1%〈83,400円〉
 一  般  80,100円+(総医療費?267,000円)×1%〈44,400円〉
 低所得者
(住民税非課税世帯)
 35,400円〈24,600円〉

※〈 〉内の金額は、
多数該当の場合の限度額

●70?74歳の方 医療費の自己負担限度額(1ヶ月あたり)

 外  来
(個人ごと)
 自己負担限度額外来+入院
(世帯ごと)
 現役並み所得者  44,400円  80,100円+(総医療費?267,000円×1%〈44,400円〉
 一  般  24,600円  62,100円〈44,400円〉
 低所得者?  8,000円  24,600円
 低所得者?
(年金収入80万円以下等)
 8,000円  15,000円

※現役並み所得者とは、標準報酬月額が28万円以上あって、かつ年収が夫婦世帯520万円以上、単身世帯で383万円以上の世帯の被保険者およびその被扶養者
※〈 〉内の金額は、多数該当の場合の限度額
※なお、「一般」区分の自己負担限度額は、平成20年4月から1年間は、外来(個人ごと)は12,000円、外来+入院(世帯ごと)は44,400円に据え置き 介護保険の受給者の場合は、支給計算方法が変わりますので、詳しくは社会保険事務所にお問い合わせください。

       

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体験してわかった「事前相談の大切さ」

私は、この仕事に携わるようになって五年目になります。
まだまだ至らない点ばかりで、勉強することがたくさんあります。
しかし、「何か一つだけ皆様に伝えたいことは」と尋ねられたら「事前相談に行くこと」と答えます。

私事ですが、六年前に父を亡くしました。
私は、千葉に住む兄と二人兄妹です。父の肺に小さな癌が見つかったのは、亡くなる年の5月のことでした。
早期発見だったので、最初は抗ガン剤治療で大丈夫と医師から言われていました。しかし、その後「夏は越せないだろう」との告知を受け、母と私は言葉を失いました。
「元気なうちに一度家に帰ってきてほしい」と兄を呼び寄せました。病床の父を見て兄は「思ったより元気そうで安心した」と言い、「お兄ちゃんに無様な格好を見せられるか!」と父は気丈に応えていました。
父の入院費、保険の利かない抗ガン剤などの治療費、そして葬儀費用。「いくら準備しておけばよいのか・・・」不安でかつ母だけでは決められないことばかりでした。
兄が次に帰省してくるのは父がなくなったときとわかっていました。だから、兄がいる間に費用を含めた葬儀全体のことを決めておきたいと考え、ある斎場に向かいました。
ところが、当時は事前相談が十分できるところは少なく、斎場の下見程度のことで終わってしまいました。ただ、「三日間程度なら、お通夜は延ばせます」と聞いたことだけを心に留めておきました。

そして、七月のある日の朝八時三十分父は息を引き取りました。私は「お通夜は延ばせる」の言葉を思い出し、迷わず翌日に通夜を延ばしました。
通夜・葬儀の内容を決める打ち合わせも、兄が到着するまで待ってもらいました。 そうして無事、通夜・葬儀を終えることができました。終わってしまえば、抱いていた不安の中には「たいしたことではなかった」と思えるものがあることもわかりました。
しかし、送る側にとっては、いくつもある漠然とした不安を、少しでも取り除いてもらうことがとても大切なのだとそのとき感じました。さらに不安を抱えている時間は短い方が良いこともわかりました。

葬儀の仕事に携わるようになって気づいたこと、身内を送り出したからこそ気づけたことがたくさんあります。
経験を踏まえ、葬儀に必要なものとそうでないもの、これを次くと後々遺族が困ることなどをお客様に説明させていただきたいと願っています。
「元気なうちに事前相談を。」
これが、私から皆様にお伝えしたいことです。

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マメ知識「香典について」

 【香典の意味】
香典とは、死者の霊に手向けるお香の代金という意味です。 昔は、お香やお花、あるいは供物などを供したものですが、現在は、その代わりに現金を包むようになりました。
宗教に関係なく霊前に供える現金を香典と言います。 また、香典は葬儀代金の少しでも役に立てばとの、相互扶助の精神から生まれたとも言われています。

【香典の表書き】
仏式/「御香典」「御佛前」「御香料」「御霊前」
神式/「御神前」御玉串料」「御神饌料」「御霊前」
キリスト教/「御花料」「御ミサ料」「御霊前」
このように、香典の表書きは、宗教によって違いますから市販の不祝儀袋を使用する際は、ハスの模様などに注意が必要です。
(神式・キリスト教はハスを使いません。)
また、宗教がわからない時は、どの場合にも通用する「御霊前」とするのが無難でしょう。 表書きを墨で書くときは、薄墨がしきたりです。
これは、「悲しみのあまり手に力が入りません」と言う気持ちを表すためです

【葬儀後のお礼】
通夜・告別式でお礼を渡さなかった場合は、葬儀後出来る限り早くお寺や教会へ行きお礼をします。
仏式/表書きは、「御布施」「御経料」「志」等、謝礼金を半紙に包み弔事用の袋、または白袋に入れます。
神式/表書きは、「御礼」「志」等、仏式用でない弔事用の袋を使います。
キリスト教/神父・牧師にするときは「御礼」、教会あてにする場合は「感謝献金」と書きます。
半紙に包み白封筒に入れます。 オルガン奏者にお礼をする場合は「志」と書きます。

【のし袋 上下の折り返し】
慶事は、下の折り返しを上の折り返しの上に重ねます。これは、喜びを受け止めるを意味します。
弔事の場合は、下の折り返しに上の折り返しを重ねます。
悲しみを流すと言う意味になりますが、最近はこれらの事にあまりこだわらないようです。

□ 香典金額の目安 (旧三和銀行調べ)

 贈り先  全 体  年 代 別
 30歳代  40歳代  50歳代
 勤務先の上司 5,000 5,000 5,000 10,000
7,330 7,410 8,760
 勤務先の同僚 5,000 3,000 5,000 10,000
6,150 4,000 6,420 6,940
 勤務先の部下 10,000 10,000 10,000
8,270 6,960 9,100
 勤務先社員の家族 5,000 5,000 5,000 5,000
6,140 4,740 6,920 6,390
 取引先関係 10,000 10,000 10,000 10,000
10,360 12,790 9,340 10,860
 祖父母 10,000 10,000 ??
21,150 20,740 ??
 両 親 100,000 100,000 100,000
71,500 77,330
 兄弟・姉妹 50,000 ?? 50,000
57,680 ?? 52,310
 おじ・おば 10,000 10,000 10,000 10,000
17,000 12,570 21,020 19,170
 その他親戚 10,000 10,000 10,000 10,000
17,850 13,140 16,350 21,820
 友人・知人 5,000 5,000 5,000 10,000
7,400 5,610 8,220 8,090
 隣・近所 5,000 3,000 5,000 5,000
6,240 4,560 5,520 8,090
 友人・知人の家族 5,000 5,000 5,000 5,000
6,690 4,770 6,290 8,670
 その他 5,000 5,000 5,000
10,010 11,760

上段:最多回答額(円) 下段:1回あたり平均金額(円)
※香典返しには礼状を出さないのがしきたりです。届いたことを知らせる旨の書状を出します。
●香典の郵送には、紙幣を和紙で包むか不祝儀袋に入れ、表書き等の記入をして現金封筒で送ります。

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